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ロードバイクと栄養学 速く長く走るための、知っておきたい食事全般に関わる栄養学について。(Amazon.co.jpアソシエイトは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。)
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今回は、3本ローラーの寿命について、約1年間回し続けた、トレーニングの変遷とともに考察、事例紹介したいと思います。

 なお、ここでいう寿命とは完全に走れなくなるのではなく、ローラーにガタがきて、回すと猛烈な爆音を発生する状態と定義したいと思います。


 上が、2018年7月(昨年)に我が家にやってきた、初代3本ローラー君です。このころの事を補足しておくと、まだロードバイクに乗って1000km~2000kmぐらいしか走っていない状態で、徐々に日中の気温が30度を超えるようになってきたこともあり、クーラーの効いた部屋でのインドアトレーニングとして、ローラー台を購入しよう!!という流れでした。

 最初は、固定式にするか、3本ローラーにするか、迷ったものの、自分でバランスを取りながら、総合的なペダリングのスキルが向上するのは、3本ローラー!!という雑誌等の記事をそのまま信じて、3本ローラーにしました。ローラーを走らせる際の音に関しても、一軒家のため、日中なら問題ないだろうということで、購入を決意した次第です。

 そこで、商品を選定するフェーズに移行した際に、商品数の多さと価格の幅にノックアウトされます。当時、Amazonで、8000円~10万円くらいの幅があったと思います。まだこの段階で、乗ったこともない人間からすると、いきなり、高いローラーを購入しても正直よく分からないし、乗れませんでしたーとなるとダメージデカすぎるな、、、ということで、最終的に選んだのは、以下の商品でした。


iimono117 サイクルトレーナー 3本ローラー 台 折り畳み式 / ロール 間隔 5段階 調整 自転車 サイクル レジャー アウトドア トレーナー トレーニング サイクリング シェイプアップ

 購入当時の価格で、8,800円ぐらいだったと思います。この値段であれば、最悪乗れなくてもあきらめがつくし、折りたためてコンパクトになるしえーやん!!という感じで、のちにM社の某商品に似ていることを知るのでした、、、

 さぁ、乗ろうと、ホイールベースをハブの幅に合わせる作業に15分程度、私のバイクのホイールベースが丁度1000mmで、調整用のボルトをしっかりと適合させます。準備が出来ていざ乗ってみます。(フラットペダルに体育館シューズで)

 コケるのかなと思っていたのですが、コケることもなく、5分程度で普通に回すことに成功しました。気になっていたローラー音も、ほとんどTVの音と変わらないぐらいで、スマホで音楽をスピーカーから流しながら、快適にトレーニングできたことに感動したことを覚えています。ローラーの時速は25キロ~30キロ前後だったと思います。

 8月に入り、本格的に酷暑となったころは、外を走らず、3本ローラーの上で大体1時間程度のトレーニング(といってもこのころは、エクササイズに近い感じ)を毎日実施していました。なんでもやり始めは新鮮で楽しいものです。完全にローラー練習楽しい!!という時期です。この少し3本ローラーに慣れ始めた時期に、何回か脱輪してこけました。TVをみながら回したりしていたので、外部的要因も大きいと思いますが、要はどれだけ集中していても、脱輪することはあるのだなと学びました。

 9月に入るころには、ローラー台の上でダンシングが出来るようになり、ほぼ同時期に手放し運転も出来るようになりました。このおかげで、お尻を休ませたり、ポジションを前後に移動させながら乗ることができるようになったので、ローラーから降りることなく30分~1時間程度回せるようになりました。腹筋が発達したのを覚えています。

 10月頃からケイデンスを意識したトレーニングを導入しました。最初は90回転の維持で大変だったのですが、頑張ってMAX120回転で20秒ぐらい回せるようになった感じです。この時期はまだフラットペダルで乗ってました。ケイデンスを上げてもお尻がはねないように、サドルのポジションを少し下げ気味にセッティングしたり、自分が楽に速く回せるポジションの探索が始まった感じです。

 その後、11月~2月の間は、雨の日以外は外を走って、雨の日のみローラーでトレーニングしていました。このころはLSDトレーニングばかりしていたので、とにかく長い時間乗ることを目標にトレーニングしていました。ローラーの上で大体2時間ぐらい回す感じです。外で走る際に重いギアを踏めるようにする練習を取り入れていたので、ほとんどアウタートップしばりで走ったりしていました。トップギアに入れてぶん回すと、ケイデンス100を超えたあたりで、時速60Kを超えます。今考えると、この時期にローラーを酷使していたのが、ローラーの寿命を縮めたのかな、、、と思います。

 3月~4月の花粉症シーズンは、症状がひどいときはローラーで練習でした。ひたすらケイデンスを高めるための練習をしていました。この時期から、ビンディングペダル(SPD-SL)を導入し、ペダリングが劇的に変わりました。具体的には、今まで、ふくらはぎの筋肉痛なんて全くなかったのに、ビンディングペダルを導入した直後から、足の色々な今まで使っていなかった筋肉が目を覚ましたといった感じです。実走ではとにかくダンシングの際の加速感が別次元に速くなり、回すペダリング自体も楽になりました。

 ただ、フラットペダルの時に作っていたポジションは、ビンディングペダルにした瞬間に、違和感だらけになり、またいちからポジション調整にいそしむため1000kmくらいかかった記憶があります。ちなみにフラットペダルで練習した距離は、7000kmぐらいでした。

閑話休題

 ローラーの寿命に関して、最初に違和感を覚えたのは、5月でした。なんか、音が大きくなった??見ると、ローラーの端のゴムをひっかけるプラスチック部分が割れていたのです。そこでした応急処置が、プラスチック部分をセメダインで固めて、上からガムテープを貼り、症状がでていたローラーのフロント部分と一番後ろのローラー部分をローテーションしたのでした。



 上の写真の通りです。これで多少、音はましになりました。が、よくよく全てのローラーを手で回してみると、軸がずれているというか、回転が全然滑らかなものではなく、目で見てもわかる感じによれてしまっていました。

 一旦、プラスチック部分が割れてからは、日に日に音が大きくなり、時速30キロ台で回しているだけで、家の中をオートバイが走っているような爆音を発するようになりました。この段階で、回すことはできるものの、なんか、危ないことをやっている家と近所から思われても困るので、次のローラーを探そうと決心したのが、6月。そして、つい先日CRCでエリートのクイックモーションの発注を済ませたのでした。

 以下に、ローラー台を使用した際の条件をまとめておきます。どうぞ参考にしてください。

◆◆◆ローラー台の寿命に関する考察、条件について◆◆◆

1.ローラーは無メーカーの3本ローラー。製造はおそらく中国

2.ローラーのプラスチック部分が割れるまでの概算走行距離は4,000km~5,000km。

3.ローラーにかかる負荷(重さ)はバイク(付属品全て含む)、ボトル、シューズ、ウェア、体重(55~58㎏)を合わせて、70㎏程度

4.最初の2000kmぐらいは、無理のない速度(30km~40km)で回していた。

5.ダンシングは多用していた。(荷重が1点に集中するので、シッティングで回すよりローラーへの負荷が高いと思われる)

6.最初に割れたのは、フロントローラー

7.復元処置を施したが、一旦割れると、そこから爆音

8.1年間ありがとう初代ローラー君!!8,800円分の仕事は十分してくれた!!
  次のローラー台は負荷付きのエリート、クイックモーションにするよ!!

◆◆◆考察終わり◆◆◆

 以上です。あくまでも私の使い方で、1年間でご臨終となったわけですが、この3本ローラーの練習から得たものはとても多いです。

 高ケイデンスの維持の練習は、実走での疲れにくい走り方に繋がりましたし、エクササイズ感覚で、長い時間バイクを回す練習で、体脂肪を絞ることもできました。

 何より、インナーマッスルが目に見えて鍛えられたと思います。このおかげで、実走でもほとんど止まっているような状態でもバイクを維持できるようになったため、立ちごけ等の回避に役立っています。未だロードバイクに本格的に乗り始めて、1年ちょっと、距離にして1万1千kmくらいの段階で、バランス感覚の理解とペダリングを何種類か使い分けることが出来るようになってきたのは、3本ローラーの練習のおかげだと思っています。

 ということで、今回は、3本ローラーの寿命と、練習の際に意識していたことを記事にしました。なお、ミノウラのモッズローラー等は、ローラーにガタが来ても国内で修理が可能なようです。どちらにせよ、ローラーは消耗品として、活躍してくれる間は大事に使いましょう。最後まで読んで下さった方、ありがとうございました。


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