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今回は、機材メンテナンスの中でも、非常に頻度が高いチェーンのメンテナンスに関して考察したいと思います。



 上の写真は、ライド後に乾拭きを実施した後に撮影したものです。

 チェーンの汚れは、チェーンオイルがライド中にリンクから飛び散り、その飛び散ったオイルに、砂やチェーンの金属摩耗カス、様々な汚れが付着したものが、黒く見えるものです。

 これは、放置しておいても百害あって一利なしです。基本的にライド後に、チェーンとプーリー、できればスプロケットも、布で乾拭きするだけで、表面の黒い汚れは取れますので、乾拭きを実施しましょう。これをするだけでも、付着した、砂やゴミによる、摩擦によっておこる、スプロケットの摩耗をかなり防ぐことが出来るので、スプロケット自体も長持ちします。

 チェーン周りを常に綺麗にしておくことで、シューズや服に黒い汚れが付着することも、ある程度防ぐことが出来ます。

 次に、チェーン洗浄のタイミングの見極めですが、私は、乗った距離の目安としては200km~300kmとしています。また、雨上がりのコンディションを走った場合などは、チェーンを指で横方向にねじって、じゃりじゃりという感触が指に伝わってきたら、距離がもっと短くても洗浄します。洗浄の際は、後輪を外し、チェーンキーパーとメンテナンススタンドを使用して、洗浄しています。

ミノウラ CR-100 チェーンローラー

 理由としては、少しでもチェーンの状態をよく保つことで、チェーンの伸びを遅らせる、スプロケットの交換時期を遅らす、走っているときのフィーリングをよく保つことで、練習意欲を高めるといったことがあげられます。

 チェーン洗浄用の、ケミカルを多少多めに消費しても、長い目で、スプロケットが長く持つほうがお財布に優しいと考えているからです。もちろん、手間はかかりますが、定期的にチェーン洗浄することで、ディレイラーの不具合や、プーリーの摩耗具合、ディレイラーハンガーの不具合等、詳しく観察できるので、バイクの状態を常に一定レベルに保つことが出来ます。


 ↑エバーズのこの二つはコスパが良くてお勧めです。

 所感ですが、晴れが続いている日に、舗装路を走る分には、200km~300km程度乗っても、チェーンの汚れはそこまでひどくなりません。横にひねっても、じょりじょりとした感覚はそこまでしないことが多いです。

 チェーンのリンク部分に細かい異物が付くのは、もっぱら、雨の日の走行後や、雨上がりの道を走った時です。これは、50km程度ライドするだけで、チェーンは乾拭きしたとしても、乾拭きで除去できないリンク部分にゴミが残ります。チェーンの洗浄のタイミングとして、距離を目安にするのも良いですが、やはり、手で横にねじって、ジョリジョリとした感触が伝わってくるようであれば、洗浄するタイミングとしたほうが良いかもしれません。

 というのも、チェーン伸びの原因としては、クランクを回すという物理的な力と、チェーンのピンとリンクの間が、摩擦することで、結果的にピンが細くなり、リンクの幅が広くなるという2つの要因が考えられるからです。

 また、スプロケットに関しては、同じく、チェーンを回す際の摩擦が原因で摩耗していきます。このため、できるだけ砂や、異物を放置しないということが、結果的にスプロケットの長寿命化に繋がります。もう一つ、伸びたチェーンを使い続けると、かなりの確率で、スプロケットもダメになってしまいます。チェーンを新しいものに交換した際に、現象ととしでたらて歯飛びが出たら、交換せざるを得ないからです。

 伸びたチェーンを使い続けるのは、チェーンリングにも悪影響です。スプロケットに比べて、チェーンリングはかなり値段が張りますので、できることなら、チェーンの伸び率を日常的にチェックすることをお勧めします。


 信頼のシマノのチェーンチェッカーです。ノーブランド品でもう少し安いものもありますが、チェッカーは一度買えばずっと使えるので、しっかりとしたものを買うことをお勧めします。

 ということで、今回はチェーンメンテナンスに関しての考察でした。チェーンは駆動部の中でも一番バイクの状態を教えてくれるパーツになります。気になった方は、自分のバイクのチェーンを指でねじってみてください。抵抗なくねじれた方は、日頃からメンテナンスがしっかりと出来ている方でしょう。ジョリジョリと抵抗を感じた方は、近々にメンテナンスをしてみてはいかがでしょうか?最後まで読んで下さった方、ありがとうございました。


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