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ロードバイクに乗っていて、テンションの下がる瞬間。それはパンクでしょう。どんなに気持ちよく疾走していようが、体調も良く集中力が上がっている状態であろうが、ものすごく疲れている時であろうが、パンクの神様は平等です。

 今回は、こまめにタイヤのメンテナンスをすることで、タイヤの状態をチェックしトラブルを事前に防ごうという記事です。まずは、今朝、タイヤをウェットティッシュでふきあげていた時に発見した、運が悪ければサイドカットしていたであろう傷の写真をご覧ください。



 写真中央に写っている、ちょうど漢字の一のようについた傷です。タイヤは、コンチネンタルGP4000です。基本的なタイヤの構造を記しておくと、写真のタイヤ中央部分に縁どられている線より、地面側には、パンク防止用のケーシングが編み込まれており、特に突き刺しパンクに威力を発揮します。

 一方、写真タイヤ中央よりリム側の部分には、パンク防止用のケーシングがなく、この部分に運悪く小石が接触したり、幅広のグレーチングに落ちてしまったりすると、サイドカットといって文字通り、タイヤのサイド部分が裂けてパンクします。

 ちなみに上の写真は、もう少しでサイドカットだったかもしれないという傷です。昨日の練習前にはなかった傷なので、昨日ついたものだと思われます。ひとまず、まだ裂けたりしていないし、表面の傷で収まっているようなので、今後の状態を見たいと思います。


 さて、以前にサイドカットを経験したことがある管理人。その時の、タイヤの補修を試みた写真がありますので、ご覧ください。



 ↑上は、まだ1000キロも乗っていない時期に起きた、サイドカット(コンチネンタルGP4000)です。ぷくーっと腫瘍のようになっている部分は、中に入っているチューブがはみ出てきているものです。パンク補修してから、帰ってきた直後に撮った写真です。当然ですが、このまま乗り続けることはできません。

 サイドカットしたタイヤは、基本廃棄です。どんなに新しかろうと、サイドカットしたタイヤで走行するというのは危ないです。というのも、経験した人なら分かると思いますが、サイドカットは、一気にタイヤの空気が抜けるので、例えば下りの時速50kmでているシーンなどでなってしまうと、コントロール不可能になって、最悪の事態を招きかねません。

 と書きつつ、サイドカットの一時補修方法で、布ガムテープをタイヤの裏面に何枚か張り付けて、疑似的にケーシングを作り補修するという方法があるので、ものは試しにと、やってみました。その補修後の写真が以下です。



 はい、くっきりと裂けめが見えます。これで空気圧6barぐらいだったのですが、あきらめがつきました。傷が大きく危なすぎて乗れないということで、泣く泣く廃棄。玄人の方なら分かるかもしれませんが、コンチネンタル特有の最初のバリがまだタイヤ地面側についている状態です。もったいないですが、仕方ありません。高いタイヤだけに残念でした。一度サイドカットを経験すると、サイドカット補修用のメンテナンス用品もサドルバッグに忍ばせると安心です。定番は以下の商品ですかね。


PARKTOOL(パークツール) タイヤブート 3枚入 TB-2  

↑出先でのサイドカットの一時補修用です。あくまで一時補修なので、家まで帰れたら御の字という感じで持っておくと良いでしょう。比較的安いですしね。


 さて、タイヤのメンテナンスの話に戻ります。

 一般的に、走行後のメンテナンスとして、チェーンやスプロケット、プーリーを乾拭きしている方は非常に多いと思います。チェーンの汚れは、走行後に毎回乾拭きしてあげることで、良い状態を保つことが出来るからです。

 一方で、タイヤのメンテナンスとしては、基本的には目視による点検と、定期的にふきあげてあげることがトラブルの事前回避に役立ちます。

 コンチネンタルGPシリーズのように、耐パンク性能に優れているタイヤは、タイヤに小石が刺さっている状態で、突き刺しパンクを回避しているようなことが往々にしてあります。これに気が付かないで、そのままライドを続けると、パンクしてしまうので、こういった場合は、タイヤに刺さった異物を除去しましょう。穴が大きければ、シーラント等で補修してあげます。

 毎回、ライド後に実施するのが理想的ですが、面倒な方は、2回に一回等でも十分効果があると、個人的には感じています。また、ライド直後にタイヤをふきあげてあげることで、機材に対しての愛着がわくと思います。手間をかけて綺麗な状態を保ってあげているほうが、練習意欲もわきますし、なにより自分の買ったロードバイクを、大事に使ってあげようという気持ちは何より大切なんじゃないかと感じています。

 といことで、今回はタイヤのメンテナンスと、サイドカットに関する記事でした。最後まで読んで下さった方、ありがとうございました。
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