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ロードバイクと栄養学 速く長く走るための、知っておきたい食事全般に関わる栄養学について。(Amazon.co.jpアソシエイトは、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。)
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こんにちは。今年(2019年)の7月は本当に雨が続きますね。もう中旬になるというのに、まだ梅雨明けしない模様。雨の日には潔く室内で3本ローラーを回す日々でしたが、さすがに、5日ぐらいインドアトレーニングが続くと、外を走りたくてたまらなくなります。そんな梅雨の合間の晴れ間ライドに行ってきました。

 この日は、3時半ぐらいに起床し、朝一番で外に出て、走れる天候であることを確認!ウキウキしながら、朝食を作って食べ、朝の5時前に家を出ました。

 この時間帯が一番好きかもしれない。道路の信号は点滅しているし、朝の空気はいつでも気持ち良いのです。一瞬だけ見えた、日の出の太陽とバイクを撮影。10秒ほどで、再び分厚い雲の間に隠れていきました。久しぶりに太陽を見た気がする。

 いつもの高台にある、湖の周回コースに向かうまでの道中の写真。朝焼けが綺麗でした。私の住んでいる地域は、大きな川が流れているので、河川敷のサイクリングロードへのアクセスも容易で練習環境としては、非常に良い方だと思います。

 さてその後、最大斜度15%越えの坂を登り切って、ホームコースである湖に到着したら、近くの神社でお参りをし、一日の安全を祈願。これが日課になっています。ちなみに、この段階で8km程度の距離の走行で、アップは完了している感じです。

 一周5km程度の、湖の周りの周回コースをペース走で走っていきます。やっぱり朝の空気は気持ち良い。あと、平日のこの時間は、散歩している方もまばらで、とても走りやすいのです。昨日まで雨が降っていたので、路面はウェットでしたが、ジュクジュクした感じではなかったので、久々の実走にテンションが上がります。

 そのまま、ボトル補給しながら、周回コースを4周した段階で、一度バイクを降りたのですが、その時の写真がこちらです。

 腕が汗だらけ、、、雨に打たれたのかというぐらいの状況でした。そんなに高い強度で走行していたわけではないのですが、いつもなら風によって乾燥していく汗も、湿度が高すぎて、乾燥しなかった模様。

 室内トレであれば、日常的な光景なのですが、外を走っていて、こんなに大量の汗が乾燥せずにいるのも、まぁ珍しいなーと思いながら、改めて、ロードバイクでの発汗量の多さを実感しました。ちなみにスマホで確認すると、気温は23度ぐらいだったのですが、湿度は、90%でした。
どうりで、ウェアがいつもより汗で重く感じるはずだ。というか、ビチョビチョで気持ち悪い。

 ちょうど一時間ぐらい経過していたタイミングでしたので、自作のシリアルバーで補給

 美味しい!補給食は、極力自分で作って持っていく派です。このシリアルバー以外に、具沢山の爆弾おにぎりも持って行ってます。コンビニ補給に比べると、圧倒的にコストが節約できます。

 この時期に走っていて、困るのは、ボトル補給なのです。大体1回のトレーニングで50km~100kmの走行なのですが、ボトルは、最低でも4本分は消費します。最初の方は、BCAAを溶かし込んだドリンクなのですが、後半は、水になるので、後半のスタミナ切れを防ぐために、河川敷でのスプリント練習の前に一度、家に帰って、ボトル補給しなおすというのが、日課になりつつあります。

 35km~40km程度走った段階で、一度家に帰り、コーヒーを飲んでいます。それ以外にも、バナナを補給したり、びちょびちょのウェアを一時的に乾かすために、扇風機に当てたり、日焼け止めを塗りなおしたり、なんだかんだで、10分~15分の休憩をとっている感じ。さぁ準備できたし出かけようと、また自転車に乗ると、割とフレッシュな気分に切り替えられているので、後半の練習にも力を入れやすいとの所感です。

 後半戦、今日は往復15km程度の河川敷にアクセスし、行きはペース走で足をためることを意識して、復路は、20秒スプリントのインターバルトレーニングを5回、足が棒になるまで実施。正直、後半はめちゃしんどいです。心臓が口から出そうになるぐらい。ただ、しんどい練習をしないと速くならないし、スプリント練習は、その日によって、回せるギア比が変わったり、発見も多いので、実施するようにしています。

 スプリント練習が終わったら、もうヘロヘロなのですが、何とかバイクにのったまま、息を整えるようにしています。降りて休むと、負荷をかけた筋肉に酸素が運ばれにくくなり、溜まった乳酸で一気に酸化します。なので、できるだけ、体は動かし続ける。その後、ダウンはヘロヘロな状態から、少し息が整うと、軽ギアに入れて、ケイデンスを上げて、乳酸をエネルギーとして消費するために10分~20分程度走って練習終わりです。

 それにしても、後半の汗の出方は半端なかったなー、日焼け止めと汗が、目に沁みまくりでした。ということで、今回は「梅雨の晴れ間ライド!湿度が高すぎて汗が乾かない件!」でした。最後まで読んで下さった方、ありがとうございました。


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今回は、主にロードバイクでのトレーニング後に、実施するべき5つのことを記事にしたいと思います。

 目的:筋肉疲労の回復を促進させることで、超回復期間での筋肉補修を促進し、前よりも強い筋肉を作り、より良いパフォーマンスを実現させる。
 →そのための方法として、記録を取ることを日常動作に組み入れる。


 さて、自転車のみならず、昨今のボディメイクブームにより、トレーニングと同じぐらい重要なものとして、リカバリー=休養期間、が一般的に認知されてきたものと思います。その証拠に、プロテインや、BCAA、リカバリー系のサプリメントの市場は近年、急速に拡大しており、商品数や種類も、ものすごく多くなってきています。

 また、この情報化社会において、ネットで、素早く、全世界の情報を共有、取得できるシステムが構築されているため、基本的には、情報の取捨選択に気を付ければ、誰でも手軽に情報を得られる時代です。減量を目的とした商品や、ダイエットの方法論等、各社リスティング広告を貼り、少しでも顧客を獲得しようと躍起になっている状況です。

 前置きが長くなりましたが、今回記事にする、リカバリーに関しての記事は、ネットでキーワードを叩いて、出てくる一般的なものというよりは、自信の体を使って1年以上実験した内容をもとにお送りしたいと思っております。基本的には、方法論です。なので、万人に当てはまるものではないと思われます。あくまでも参考にしてください。

◆◆◆トレーニング後にすべき5つのこと◆◆◆

1.トレーニング内容と実施した時間を簡単に記録。それを振り返り、自分が体のどの部分の筋肉をどれぐらいの強度で使用したか、その疲労度はどれぐらいかを考えて、記録する。分からない場合は、分からないと書く。

2.①を実施した後に、トレーニング中に使用した筋肉部分のアイシングを実施する。アイシングの時間は疲労度にもよるが、最低でも5分は実施する。アイシングと並行して、十分な水分補給と、BCAAを摂取する。プラスαとして、アルギニン、リジン、等の必須アミノ酸を摂取すると効果的。また、出来るだけ早く簡単な食事を採る。食事の量は、多くなくてよい。筋肉のリカバリーのために、血液が内臓に集まりにくいため、脂質を抑えた、たんぱく質と炭水化物で構成された軽い食事を採る。(昼食、夕食までのつなぎ)

3.アイシングが完了したら、炎症を起こしていた筋肉に血液の流れが戻る。少し時間をおいたタイミングで筋膜リリースを実施する。痛みを感じるほど強力にするのは逆効果になり、翌日にもみ返しのような症状が出ることがあるため、適度な力で実施すること。同じ個所を何度もいじらないこと。
 また、ロードバイクの場合、基本的には、下半身をアイシングすることが多いと思うが、筋膜リリースは、上半身も重点的に実施すること。特に、肩甲骨周りをストレッチポールなどを利用して、筋膜リリースする。筋膜リリースと並行して、関節の柔軟性を高めるために、入浴後等のタイミングで、全身のストレッチを実施する。その際に、気になる部位があれば、①で実施した、記録と照らし合わせ、必要があれば、記録を追記する。また、定期的に、屈伸でどこまで体が曲がるようになったなど、自分にとって分かり易い部分の記録を取る。基本的には、柔軟性は高ければ高いほど、運動効率が上がり、ケガのリスクも減るため、体の固い人も少しづつトライしてみることをお勧めする。

4.出来るだけ早く寝ること。肝臓の働きを高めるために、アルコールを控えること。睡眠中にリカバリーが効率的に行われるように、夕食の栄養バランスは特に重視して、必須ミネラルとビタミン類を満遍なくとる事。食材として、優秀なのは、豚肉、納豆、豆腐、魚全般等、低脂肪で高たんぱく、かつ代謝ビタミンである、ビタミンB群を豊富に含むものを利用した料理がお勧め。

5.翌朝一番に、体調の良しあし、ポイントを簡単に記録する。また、体重計には毎日のり、体内のグリコーゲン量がどれぐらいあるかどうかの目安にする。
 負荷の高い練習をした後には、グリコーゲン量が一時的に落ち、少し体重が落ちていることが多い。なので、負荷の高い、質の良い練習をした翌日は、アクティブリカバリーとして、トレーニング強度を落とすか、負荷を変えずに、時間を短くする(減量中の場合は、負荷を落として、時間を変えずに、体脂肪の燃焼を狙う)。逆に、休養日明けや、トレーニングの負荷は変えずに、時間を短く終わらせた場合などは、翌日にグリコーゲン量が増えていることが多く、体重は増えていることが多い。そんな日は、トレーニングで積極的に追い込むことが出来る日なので、特に重要な日と言えるので、集中してトレーニングに臨めるように、モチベーションをコントロールできるような習慣があれば、実施する。

 なお、毎日1,000kcal以上のトレーニングを実施することが、比較的簡単な、ロードバイクにおいて、急に練習をやめると、一気に太ることになるので、気を付けること。食事量を落としても、体内は、運動が行われることを前提にグリコーゲンを備蓄しやすい仕組みに変化していることが多い。グリコーゲンは一時的な、エネルギー源の備蓄であるが、一定期間を経て使われない場合は、脂肪へと変化する。なのでできれば、天候に関係なく、バイクに毎日乗れるような環境を整えたい。

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 以上です。トレーニングと、上に書いた1~5のサイクルを繰り返すことで、自分の体に詳しくなることが出来るので、体調の変化を敏感に感じることが出来るようになります。そうなると、トレーニングの際に、今日はどこまで追い込めるか、追い込んだ後に何を優先的にするべきか、が分かるようになります。このため、レースや、ロングライド等、負荷の高いイベント前の調整が比較的簡単に出来るようになります。同時に、体内のグリコーゲン量が徐々に分かってくるので、朝食でどれぐらいのカロリーを摂取すべきかも分かるようになってきます。

 また、筋肉痛が残ったような、コンディションの悪い日に無理なトレーニングをして、体を故障させる確率が減ります。同様に、アップとダウンをしっかりと実施するようにもなります。筋肉に血液が十分に流れた、いわゆる体が温まった状態になってから、トレーニングを実施するようになります。

 記録を毎日こまめに取ることがポイントです。基本的には、セルフマネジメントをしっかりと実施することが何よりも重要ということです。トレーニング記録のみならず、食事内容もできれば記録することで、無駄なものを食べることがだんだんとなくなっていきますので、体脂肪率は徐々に減少していきます。

 特に減量を意識しなくても、筋肉量を変えずに有酸素運動を毎日実施するので、基本的には体脂肪は減っていきます。体型も引き締まりますので、男性の場合等は、筋肉の上から血管が浮き出るような体脂肪率まで落とすこともできるでしょう。

 その場合体脂肪率は一桁台になっているため、食事内容には以前よりももっと、シビアになっていることと思われます。ヒルクライムでは、パワーウェイトレシオ(体重1キロあたりのワット数)が重要なため、減量は常に課題となっていることになっていると思われます。

 ということで、今回は、「トレーニング後にすべき5つのこと!リカバリーの基礎知識と記録の重要性!」という記事でした。つらつらと書いてしまったのですが、少しでも皆さんのご参考になれば幸いです。最後まで読んで下さった方、ありがとうございました。


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今回は、シマノの「SPD-SLクリートの寿命!クリートカバーを使わずに運用した場合!」という記事をお送りいたします。

 結論から言うと、クリートカバーを使わずに運用した場合、クリートのゴムが取れて、樹脂がむき出しになるまでの期間が圧倒的に早く訪れるので、バイクを降りて、歩き回る場合はクリートカバーを使うことを推奨します


 ↑新品の状態のビンディングシューズと、クリート(黄色)。シューズのソールは、カーボンや強化ナイロンでできていますが、初めて手に取った瞬間は、その造形の美しさに感動しました。

 ちなみにシューズは、シマノのRP5というシューズです。フィッティングした際に、ベルクロで止めるタイプは、脱ぎ履きに時間がかかりますが、本商品のように、BOAダイヤルを使用したものは、一瞬で脱ぎ履きが出来るし、締め付けの微調整も、バイクに乗りながらでも可能なため、非常に使い勝手が良いです。

 また、一般的に足の幅が広い日本人に合わせて、先端の部分のベルクロで締め付け感を調整できるようになっているので、履き心地としては、非常に良いです。というか、シューズに関してはシマノの製品を買っておけば、まぁ履き心地で困ることはないのでは?と思っています。

 ソールは、カーボンと強化ナイロンで出来ており、レース用にラインナップされている固いもの(ソール剛性最大12)と、入門用のビンディングシューズ(ソール剛性2)の中間にあたる、ソール剛性8となっています。今のところ快適に使用できています。


シマノ RP5 SPD-SL ビンディングシューズ カーボンファイバー&強化ナイロンソール ESHRP5PC420SW00 ホワイト 42(26.5cm)

 さて、クリートの話に戻り、シマノの場合、SPD-SL用のクリートは、黄色、青色、赤色と、ビンディングペダルにシューズを固定した際の、左右に微妙に動く遊びの多さの好みで、クリートをチョイスできるようになっています。

 黄色は、最も遊びが多く、シューズを固定した状態でも、左右にある程度動くので、初心者の場合など、まだビンディングシューズに慣れていない方にとっては、膝に対する負担が減るというメリットがあります。

 なお、ビンディングシューズに慣れてくると、正しいペダリングのために、クリートのセッティング位置を煮詰めるようになるので、遊びが少ない、青色や、完全に固定してしまう、赤色のクリートを使う人が多いようです。

 固定タイプは、シューズとペダルの遊びがほとんどなくなることで、常にペダルに対して、同じ方向から力を加えることが出来るようになるので、パワーロスが少なくなるというのが、大きな理由でしょう。特にヒルクライム等、引き足のパワーロスを出来るだけ抑えたい場合等は、デュラエースのペダルに、固定タイプでの運用をしている人が多いように感じています。

 固定タイプは疲れてきても、ペダルに対する力の入力を一定にすることが出来るので、パワーロスしにくいというメリットがあるものの、クリート位置のセッティングがうまくいっていないと、膝に対する負担が非常に大きくなるので、ビンディングペダル初心者は一般的に黄色クリートから始めることになります。実際、シマノのビンディングぺダルを購入した際についてくるクリートは、黄色クリートです。

シマノ クリートセット SM-SH11 SPD-SLクリート セルフアライニングモード イエロー 35498

 さて、そんなクリートですが、新品の状態では、上の写真の通り、3点にゴムがついており、歩く際に、クリートの樹脂部分が地面に触れないような構造になっています。また、多少の滑り止めの効果があります。

 そんなクリートですが、クリートカバーを使わずに歩き回ったりすると寿命を一瞬で縮めます。どうなるかというと以下の写真の通りです、クリートを付けてから3か月後の写真です。


 はい、完全にゴムが取れてしまって、かろうじてついている上のゴム部分も、もうとれそうです。こうなると、買い替えなのかと言われると、微妙な所です。まだ、ステップイン、ステップアウトが普通にできるので。

 ただ、圧倒的に滑りやすい。外で履いていると、足をついた際に滑って転倒等は目に見えているので、室内トレ用として運用しています。(貧乏性)繰り返しますが、3ヶ月でこれです。段階としては、ゴムが次第に減っていき、ある日ゴムが根っこから取れます。

シマノ クリートカバー ペア SM-SH45 ESMSH45
 クリートカバーです。現状では、クリートやビンディングペダルを購入した際に、セット販売はされていないようです。この商品一つで、休憩中の歩行時は少なくとも保護してくれる模様。

 知らなかった自分の自業自得なのですが、クリートカバーを使っていれば、こんなに早く上のような状態にはならなかったと思われますので、今後は、サドルバッグにクリートカバーもしっかりと入れた状態で、運用したいと思っています。

 今回は、経験として、SPD-SLクリートの寿命を知ることが出来たので、個人的には良しとしています。なお、次のクリートは、青色を手配中で、それの使用感等も今後記事にいればと思っています。インプレは水物なので、ある程度運用してからお送りできればと思っています。

 それにしても、クリートも消耗品ですか。自転車って消耗品だらけですよね。チェーン、カセットスプロケット、チェーンリング、プーリー、各種ケミカル等等、あげていくときりがないのですが、お金がかかる趣味として、割り切りも必要ですね。

 ということで、今回は、「SPD-SLクリートの寿命!クリートカバーを使わずに運用した場合!」という記事でした。最後まで読んで下さった方、ありがとうございました。


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皆さんは、自転車でのトレーニングの際の、ホームコースを持っていますか?

 できるだけ、安全に、かつ信号が少なくて、人が少ないホームコースを持つと、走っている途中で自転車から降りる必要がなく、練習効率が上がりますよね。


 そういったコースとしてお勧めできるのが、1週3km~10km程度の周回コース!です。以下に1年以上走って見えた、周回コースでの実例紹介とメリットをまとめたいと思います。


 ↑上は、私のトレーニングの際のホームコースとなっている、1週5km程度の湖の周りのサイクリングロードの走行ログです。

 数字が、走っている距離(km)を表しています。上を見てもらうと分かる通り、湖の周りの周回コースは点々だらけになっており、この日のトレーニングで、1周5km×6周で合計30km程度を周回コースで走っています。

 ここが、私の実質的な、ホームコースとなっており、主にペース走の練習をしています。その後、往復15km程度の河川敷のサイクリングロードで、インターバルのスプリント練習をするのが日課となっています。

 コースの使い分けとして、湖沿いの周回コースは、アップダウンがあるので、それに対応した、ペース維持のためのペース走と、ブレーキングやカーブなど、総合的な自転車のコントロールの技術向上を意識して走っています。

 一方、幅広で見通しの良い河川敷は、接触事故のリスクが少なくなるので、スプリント用のインターバルトレーニングにぴったりで、その練習をしています。

 ざっくりとご紹介を終えたところで、1年以上運用してみて見えた周回コースでのトレーニングのメリットを5点以下に記したいと思います。

◆◆◆周回コースでのトレーニングのメリット3点◆◆◆

1.タイム管理がしやすい
 →1周あたりのラップタイムを計ることで、1週ごとに目標や明確な目的意識を持って走ることが出来る。タイムの管理で、トレーニング目標を定めていくタイプにはものすごく向いている。

2.その日の体調に合わせて、走る量を調整できる
 →毎日走る場合、負荷を上げてトレーニングした翌日や、筋肉痛が残っていて、全体的に踏めない日は、アクティブリカバリーのみ実施して、1時間程度で切り上げる等対応がしやすい。

3.コース攻略のためのポイントが見えてくる(クリテリウム対策)
 →1週あたりのタイムを縮めるために、どこで、加速するか、ブレーキをかけるか、ギアチェンジするか、風を利用するかなど、コース攻略のために考えるポイントが分かってくる。

 以上3点が、大きなメリットとして、あげられます。要は、ホームコースとして、周回コースを持つことで、自分なりの基準を設定することが出来るので、調子の良しあしも分かり易いし、タイム管理を実施することで、成長も分かり易いということで、コースとして、持っておくと、非常に有益だと思われます。

 もちろん、ヒルクライムをメインにしている方であれば、峠を登る、下るの往復が自分の中での基準になると思いますので、自転車に乗る人全員に当てはまるわけではないのですが、基礎的な走力を上げるためという点では、信号のない周回コースを持つことは、非常にメリットが多いと考えています。

 ただ、信号がないサイクリングロードの弱点として、往々にして自動販売機がなかったり、コンビニがないので、補給のためには自分で家から補給食を持っていくか、最寄りのコンビニまで走る等して練習する必要があります。

 そのあたりは、色々と工夫する必要があると思います。また、都心に住んでいる方にとっては、そもそも、近くに信号のない周回コースがないという人もいると思います。そういう場合は、公道をメインに練習することとなりがちですが、昨今の道路事情や、事故のニュースを聞く限り、思い切り練習できるかどうかといわれると、難しいというのが現状でしょう。

 いずれにせよ、大事なのは、思い切り走れる場所を、自分で探して、ホームコースとして持つということだと思います。ということで、今回は、「周回コースでのトレーニング!1年以上走って見えたメリット3点!」という記事でした。最後まで読んで下さった方、ありがとうございました。


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皆さんは、サイクルコンピューターどうしていますか?

 私は、ガーミン。レザインがコスパ最強。安定のキャットアイ。等等。正直自転車を始めたばかりの人にとっては、分からない話ばかりで、最初に買ったサイコンを、3年以上ずっと使っているという人を聞いたことがありません。

 私の周りだと、最初は、ケイデンスとスピードと走行距離が分かれば良いということで、数千円の投資をして、購入するのですが、1か月後には、既にGPS機能が使いたくなり、3万円程度のサイコンに買い替えた。そこから、パワートレーニングに対応した、軽量化されたデザインもカッコよい、最新式の7万円程度のサイコンを購入した。等等、サイコン沼に陥る人も多数お見かけします。

 実際、GPS機能付きのサイコンだと、普通に3万円~5万円程度するし、それに加えて、ケイデンスセンサー、スピードセンサー、心拍センサーと、サイコンに連携させる機器にも数千円~数万円のお金がかかります。

 納車したばかりで余分なお金がない人は、予算を伝えて店員に勧められるまま、数千円程度のサイコンを買って、上のループに突入することになります。これを防ぐためにも、初心者の方には、スマホをサイコン化することをお勧めします。

 というのもスマホのアプリ上で出来ることは、大体3万円~5万円程度のサイコンと似たような機能を備えているものが多いからです。そこで、1年以上運用してきたロードバイク初心者だった私が、以下にスマホのサイコン化の方法と、1年運用して見えたメリット5点をご紹介します。

◆◆◆スマホのサイコン化の方法◆◆◆

1.スマホを自転車に固定する
 まずは、スマホをサイコン化するにあたり、スマホをバイクに固定するホルダーが必要となります。私は、以下の商品を1年以上使っています。


Tiakia 自転車 スマホ ホルダー オートバイ バイク スマートフォン振れ止め 脱落防止 GPSナビ 携帯 固定用 防水 に適用iphone7 8 X xperia HUAWEI android 多機種対応 角度調整 360度回転 脱着簡単 強力な保護 (ブラック)

 →この商品は、スマホの固定力が非常に高く、対応するスマホの厚さに合わせて、クッションを3つまで本体につけることが出来ます。このおかげで、走行中にガタつくこともなく、スムーズです。取り付け部分も、ハンドルバーのクリアランスに合わせて、ゴムで調整出来るようになっています。

 1年以上使って、1万キロ以上走行していますが、一度もスマホが落下したことがなく、落車した際にも、スマホホルダーとスマホはしっかりとバイクについたままでした。未だに不具合を起こすことなく、非常に使えるやつという印象です。

 もちろん、屋内トレにも非常に優秀で、3本ローラーに乗っているときなどは、スマホで動画を見ながら飽きずにトレーニング実施することが出来ます。もちろん、ズイフト等と連携させておけば、スマホでバーチャルトレーニングが出来ます。

2.ケイデンスセンサー、スピードセンサー
 こちらは、バイクに設置するセンサーになります。スピードとケイデンス両方を一度に計測して、出来る限り安いものということで、以下の商品を1年以上使用しています。


 上の商品一つで、ケイデンス、スピードの両方を測定し、ペアリングしたスマホに飛ばすことが出来ます。実際に使用している感覚として、不具合が少ないし、電池の持ちも非常に良いとの所感です。(8,000kmぐらいは電池もちました。)中華製なのですが、名のあるブランドのセンサーに比べると圧倒的に安いので、とりあえず試してみたいという方には、お勧めできます。

3.アプリのダウンロード
 ロードバイクアプリとして、RuntasticのRoadBike アプリを使用しています。お好みでStrava等でも良いと思います。Runtasticのロードバイクアプリは、GPSマップ上で、サイクリングロードは、青色で表示される。また、使用者が利用したルートをダウンロードすることも可能です。


◆◆◆1年運用して見えたメリット5点◆◆◆

1.イニシャルコストがかからない。
 →スマホを持っていれば、アプリをダウンロードするだけで使えるので、圧倒的にコストを抑えることが出来ます。

2.SNSとの連携が確実で早い
 →トレーニングした後に、PCを介す必要もなく、その場ですぐにSNSにアップできます。

3.財布を持たなくてもなんとかなる
 →昨今の、スマホ決済のおかげで、現金を持ち合わせることを忘れてしまっても、大抵何とかなります。

4.バックアップが容易
 →走行ログや、過去のトレーニングデータをスマホのバックアップと同時に実施することが出来るので、データが無くなる可能性が極めて少ない。

5.スピーカーから音楽を流しながら、走ることが出来る
 →自分にだけ聞こえる程度の音量で、自分の好きな音楽を流しながらトレーニングすることが出来ます。道路交通法上、自転車に乗る際は、イヤホンは厳禁です。というか、まじで危ないので絶対にやめましょう。その点、スピーカーは合法です。といっても、周囲の迷惑になるほどの大音量は控えましょう。

 以上です。その他にも、自転車に乗っていない時でも、走行ログを確認することが出来たり、写真を撮る際に非常にスムーズになったり、走行中に緊急の要件が入る場合等も、スマホからの通知を見逃さずに済む等、スマホのサイコン化にはかなりの魅力があることが分かります。

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 一方、スマホをサイコン化する際に、リスクとして認知しておかなければならないこともあります。以下に記します。

1.落車した際に、運が悪ければ、スマホが壊れる
 →一度、田園地帯を走っているときに、田んぼのあぜ道にある、幅広の用水路に自転車ごと、突っ込んだことがあります。しかも、深さが結構あったのですが、水が貼ってあったおかげで、擦り傷程度のケガで済みました。

 その際に、スマホが用水路の水に水没してしまったため、修理代金として5,000円ぐらいかかりました。(幸い復旧できましたが、壊れるリスクはあることを再認識)

 →突っ込んだ考察)スマホをサイコンとして運用していなくても、バックポケットに入れている人はたくさんいるので、その人たちが落車した際にも、同様のリスクがあることを考えると、一概にサイコン化したスマホのリスクとも言えない。

2.バッテリーの減りが早い
 →スマホの性能にもよりますが、バッテリーは非常に消耗しやすいです。画面の輝度を落としたり、モバイルバッテリーの携行は必須であると思われます。スマホで連絡を取りたいのに、バッテリーが無くなってしまったなどは、避けたい所です。

 以上です。スマホのサイコン化のメリットでも上げましたが、イニシャルコストがかからないので、どういう機能が必要か分からない初心者のうちは、スマホをサイコン化することで、3万円~5万円程度のサイコンと同様の機能を得ることが出来ます。

 のちに、自転車にどっぷりはまる頃には、必要な機能や、製品のラインナップや、相場観を得ることが出来るので、それまでのつなぎとして、スマホをサイコン化するのは非常に有益であると考えています。

 ということで、今回は、「スマホのサイコン化!1年運用して見えたメリット5点!」という記事でした。最後まで読んで下さった方、ありがとうございました。


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